『Necessity of Tomorrow』 ~豊かな人生のために、必要な資源として「健康」を~ 2026.01.07

 

令和7年某日

 

~最初に~

今回ご縁あって、セトラスホールディングスグループ様のオリジナルユニフォームのお手伝いをさせていただき、実際に現場で着用されているスタッフの方々とのインタビューが実現いたしました。

 

今回は、前回からの続編としまして、セトラスホールディングス株式会社様の事業会社である「マグミット製薬株式会社」様を訪問し、新しいユニフォームを通じて、仕事に対する情熱や、モノづくりに対する思いなど、未来に向けての展望を聞くことができました。

 

SETOLAS Holdings コーポレートサイト https://setolas.com/

 

『 瀬戸内海 × アトラス = セトラス 』

 

 

セトラスホールディングスとは?

瀬戸内海の海水からマグネシウム(Mg)を精製し、様々な分野に製品を開発・製造・販売してきた協和化学工業株式会社が2022年10月1日に組織再編を行い、持株会社としてセトラスホールディングス株式会社(SETOLAS Holdings, Inc.)が誕生しました。

瀬戸内海の恵み(マグネシウム)とともに今後世界に様々な技術やビジネス等を発信できる企業にさらなる飛躍を遂げていきたいという強い想いを込めて、瀬戸内海の“SETO”と地球を支えるギリシャ神話の神であるATLASの“LAS”をあわせてSETOLASと命名されました。

急速に進む時代の変革に対応した事業戦略を展開し、更なる成長を目指すべく、既存事業のみならず、新たな事業領域を切り拓き、「豊かな地球」「環境にやさしい地球」を視野に入れ、国内だけでなく海外の仲間たちとともに「Global One Team」を合言葉に、より良い未来に向けて挑戦していく会社です。

 

 

 

《マグミット製薬 株式会社 編》

 Magmitt Pharmaceutical Co., Ltdコーポレートサイト

https://magmitt.com/

マグミット製薬株式会社とは?

マグミット製薬株式会社は、酸化マグネシウム製剤を中心に製造・販売を行う企業で、健康を支える製薬の専門家として注目されています。

2022年10月に、協和化学工業株式会社の医薬品事業を引き継ぐ形で設立され、香川県木田郡三木町に本社工場を持ち、20年以上にわたる製剤経験をもとに、高品質な製品を提供することを目指しています。特に消化器疾患領域での製品展開を強化しており、医療従事者からの信頼も厚いです。

代表的な製品としては、酸化マグネシウムを主成分とした医療用医薬品があり、便秘薬として一般用医薬品「マグミット®K」も展開されています。

香川県の持つ安定した気候条件や水源管理などの環境を活かし、高品質な医薬品製造に注力するとともに、地域の医療機関との連携も積極的に行う地域密着型の製薬企業として、「品質を最優先に考え、生活者の健康で豊かな暮らしを実現すること」を経営理念に掲げ、この理念のもと、医薬品製造の厳格な管理基準を遵守しつつ、最新設備と熟練技術者を活用して製品の安定供給を実現させるべく、地域社会への影響や環境保全を意識し、技術革新と安全性を両立させた製品づくりを目指している企業です。

 

■マグミット製薬株式会社  

研究開発本部 開発部 製剤開発課 小南 香媛さん(2023年入社)

信頼性保証部 信頼性保証課 平田 侑莉さん(2008年入社)

信頼性保証部 信頼性保証課 渡邉 蘭さん(2023年入社)

 

 

Q1 まずは仕事内容についてお聞かせください。

 

●研究開発本部 開発部 製剤開発課 小南さん

ものづくりが好きで、化学に携わる仕事がしたいと思い入社しました。学生時代に機械と電気を専攻して培ってきた知識が、思った以上に活かせているように思います。

現在の仕事内容としては、新規開発品の製剤設計、安定性・溶出性・服用性などの改良検討、新しい製剤技術の導入、既存製剤の品質評価(溶出試験、安定性試験など)を通じて、製品の改良や新製品開発を支援しています。

 

 

●信頼性保証部 信頼性保証課 平田さん

学生時代は工業化学を専門的に学んでいました。その知識を活かせればと思い入社しましたが、医薬品の知識はありませんでしたので入社してから学ぶことの方が多かったです。

現在の仕事内容は、製造販売業の品質管理部門としてGQP省令のもと製品に関する変更事項の管理や品質保証業務に関する手順書の作成・改訂等を行っています。そのほか、製品パッケージ等の包装資材 (アルミフィルム、個装箱、ラベル等) の新版作成・改版担当としてデザイン修正・確認、印刷業者や販売会社への窓口対応業務も行っています。

※1 GQPとは「Good Quality Practice」の略で、医薬品の製造販売業者が、製品の品質を確保するために遵守すべき基準であり、「医薬品、医薬部外品、化粧品及び再生医療等製品の品質管理の基準に関する省令」の通称です。

 

 

●信頼性保証部 信頼性保証課 渡邉さん

前職は薬剤師として薬局に勤めていました。医療従事者なら誰もが知っている薬が近くでつくられていることを知り、2年前に転職してきました。主な仕事内容としては、製品の品質情報に関する調査と原材料メーカーや資材メーカーの調査を行っています。品質情報の調査では、前職の経験を活かして、医療機関様に納得していただける回答書が提出できるよう考えながら仕事を進めています。

 

 

Q2 仕事をするうえで一番意識されていることは何ですか。

 

●小南さん

製剤開発課で行うすべての研究データは、常に正確な測定値が得られる状態を維持する必要があり、基本操作において測定誤差や目視のブレを最小限に抑えて記録していくため、作業の正確性を一番意識しています。合わせてすべての生データを直ちに、かつ恒久的に記録・保存し、容易に改ざんできない状態を確保し、誰が、いつ、何を行ったかを明確に記録し、保証する必要があります。これは製剤開発の検討段階であっても、将来の製造プロセスを見据え、標準化された手順で作業を行う正確性が求められます。

 

 

●平田さん

この仕事をする上で一番意識していることは法令遵守です。

例えば、包装資材の作成・改版に関して言うと、製品ラベル、外部の箱(個装箱)等に記載される販売名、用法・用量、使用期限、製造販売業者名、製造番号(ロット)などの法定記載事項が、薬機法に基づき正確に記載されていることを確認し、最新の承認事項と齟齬が生じないよう正しく表示する必要があります。

 

 

●渡邉さん

品質情報の調査を速やかに進めることと、正確な情報を外に発信することを意識しています。

 

Q3 仕事に対する拘り(想い)をお聞かせください。

 

●平田さん

何かと文章を作ることが多いため、手順書や指示書、報告書等の文書の体裁を整え、なるべく見やすい・読みやすい構成となるように心がけています。

●渡邉さん

幅広い経験をさせてくれる会社なので、慣れない仕事も多いですが、薬局薬剤師時代の経験も活かしながら成長していきたいと思います。

 

 

 

Q4 今までで一番大変だったことは何ですか。

 

●小南さん

実生産規模での品質変動リスクの抽出、検証作業になります。

具体的には、スケールアップに伴う製造スケールの変動が最終製品の品質に及ぼす影響や変動を特定し、制御することになりますが、研究室レベルでは制御できていた製品品質も、商用生産規模の大型設備になると、種々要因によりその品質が変動することがあります。品質変動が確認された場合、その原因が何にあるのかを迅速に特定、対策を検証する必要があります。この実生産規模での検証は、単なる品質測定ではなく、製剤設計・製造技術・品質管理の知識を集約する必要があり、最も時間と労力を要する業務となります。

 

 

Q5 新しいユニフォームの感想をお聞かせください。

 

●小南さん

胸ポケットにファスナーがついていて、物が落ちなくなってありがたいです。

作業服が軽くなったので体への負担が軽減されて非常に楽です。

ユニフォームは会社を表すと思うので特徴的なマグミットブルーでマグミット製薬だと一目で分かり易くて気に入っています。

●平田さん

シャツ、ブルゾンは明るく清潔感のある色味で、スラックスは若干暗めの色味なのでスマートな印象を受けます。スラックスのポケットが増えたのは有難いです。

洗濯しても乾くのは早いですが、乾燥機にかけられる素材だとなおよかったです。

全体的に薄手なので、真冬は少し肌寒い気もします。

●渡邉さん

部屋干しのため、乾くのが早くて有難いです。

シワになりにくいため、アイロンかける手間が省けました。

マグミット製薬のカラーが使用されていて、唯一無二感がありますし、従業員で集まった時に一体感を感じます。

胸ポケットが深いので収納量は満足していますが、物が取り出しづらいところが気になります。

 

Q6 今後の展望(目標)についてお聞かせください。

 

●小南さん

マグミットというブランドをもっと世の中に広めていくためにも、参加しているプロジェクトを成功させ、製剤開発の流れをもっと学び、今以上に伝えられるようになれたらと思います。

●平田さん

より効率的に業務が行えるよう、業務に係る手順を継続的に見直していき、様々なことに柔軟に対応できるようにもっと知識を習得していきたいです。

●渡邉さん

今携わっている業務は幅広い知識が必要なので、もっと知識を身につけて、マグミット製薬に貢献していきたいです。

 

あとがき

今回取材をさせていただくにあたり、昼食を食堂でご一緒させていただきました。他の従業員の方もいらっしゃり、当然ながら同じユニフォームを着用されているのですが、よく見るとブルゾンの衿を立てられている方、ファスナーを上まで上げられている方や衿を折り曲げて広げて着用されている方など、様々な着こなし方を拝見することができました。また、ユニフォームのサイズ感もジャストサイズやルーズサイズなど様々で、パンツ丈を調整されてスマートに着こなされている方もいらっしゃいました。まさに普段着感覚でユニフォームを着こなされている姿は、元々のユニフォームの持つ企業としての統一感や一体感に加えて、自分自身をアピールすることのできる手段のひとつとして、個性という存在価値を表現されているように感じました。

そしてこの個性の集合体こそが、未来への可能性を秘めた企業の持つカラーであり、コミットに繋がるのだと自分自身の頭の中を整理することができました。引き続きこのユニフォームを通じてマグミット製薬株式会社様の未来に貢献できたらと思います。ありがとうございました。