作業着の油汚れにおすすめの洗剤!効果的な洗濯方法も合わせて解説 2021.06.16

作業着の油汚れが落ちにくい理由

作業着についた油汚れが落ちにくいのは、繊維に油がしっかりと絡みついて取れにくくなるためです。

 

衣服は細かい繊維がお互いに絡みあって成り立っています。衣服に油が付着すると、繊維に油が絡まって取れにくい状態になるという仕組みです。油は水とは混ざり合わないため、洗濯機の冷たい水で洗ってもなかなか落ちません。

 

 

一般的な衣服でもこのような状態になるため、オイルやガソリンなど作業現場で付着する機械油は余計に繊維にしっかりと絡まって取れにくくなります。

 

専用洗剤がおすすめ

なかなか取れにくい作業服の油汚れには、市販の家庭用洗濯洗剤よりも、作業服専用の洗剤がおすすめです。

 

作業服専用の洗剤は、家庭用の洗濯洗剤とは成分や配合が違います。機械の油汚れを浸透力や分散効果などで除去します。今まで作業服の油汚れに悩まれていた方は、専用洗剤と市販の洗剤を使い分けするとよいでしょう。

 

作業着の油汚れにおすすめの洗剤6選

ここからは、作業着のしつこい油汚れに使える洗剤の中から、特におすすめの6つの洗剤をご紹介します。油汚れに使えると一口に言っても形状や使い方、効果が異なりますので、それぞれの洗剤の特徴を具体的に見ていきましょう。

1:Hanaten「作業着-sagyogi-​一刀両断」

Hanatenの「作業着-sagyogi-​一刀両断」は、界面活性剤と分散剤が配合され、作業着の頑固な油汚れにも高い効果を期待できる洗剤です。

 

この洗剤は浸透力の高い界面活性剤、そして汚れによく効く分散剤が多く配合されています。これにより、今までの洗濯洗剤では落ちにくかった汚れにも効果を発揮し、油汚れだけでなく、金属粉、土ぼこり、血液などの汚れにも効果が期待できます。

 

 

使用方法は、45〜60℃程のぬるま湯に洗剤を溶かし、1時間程度浸け置きした後、洗濯機に洗剤と作業着を入れ、本洗い、すすぎ、脱水しますが、すすぎは2回以上おこないましょう。

 

 

ポイントは、45℃以上の少し温かいお湯を使うことです。つけ置き洗いを念頭に開発された洗剤なので、これにより大幅に洗浄力が上がります。

 

 

出典:How to use|株式会社 Hanaten
参照:https://www.hanaten0701.com/sagyogi

 

2:NSファーファ・ジャパン「WORKERS作業着専用洗い 液体洗剤」

NSファーファ・ジャパンの「WORKERS作業着専用洗い 液体洗剤」は、作業服の油汚れや泥汚れを徹底洗浄できるプロ仕様の洗剤です。

 

スタミナバブルが頑固な油汚れを包み、普通の洗剤では落ちなかった汚れも分解除去します。また、2種類の洗浄成分と酸素の力でニオイの元になる汗・脂汚れを洗浄します。低気泡なので、ドラム式洗濯機にも使用可能です。

 

 

使い方は、洗剤を入れた40℃程のぬるま湯に作業着を約1時間漬けた後、洗剤を直付けしてもみ洗いし、洗濯機で洗うだけです。すすぎは2回おこないましょう。なお、色柄物にも使用できます。

 

3:花王「液体ビック作業着洗い」

花王の「液体ビック作業着洗い」は、作業着のしつこい油汚れにパワフル洗浄成分が浸透して汚れをしっかり落とす強力洗剤です。

 

機械の油汚れやオイル汚れ、泥汚れなどの頑固な汚れに対応し、汗や皮脂のニオイも抑えます。蛍光増白剤無配合ですので、生成りの衣類にも使用可能です。

 

 

頑固な油汚れを落とす場合、作業着の汚れ部分に洗剤を塗布し、放置せずにそのまま洗濯機に入れ、さらに洗剤を通常の1.5倍ほど(30g/水30リットル)入れて洗いましょう。なお、通常の使用量の目安は水30リットルに対して、20g(キャップ約1杯)です。

 

 

出典:成分・使い方・ご注意など|花王プロフェッショナル・サービス株式会|
参照:https://pro.kao.com/jp/products/kps10/4901301507174/

 

4: カネヨ石鹸「作業衣専用洗剤ジェル」

カネヨ石鹸の「作業衣専用洗剤ジェル」は、洗浄成分と汚れ防止成分を配合し、抗菌・消臭機能もあるジェルタイプの洗剤です。

 

作業着に付着したオイル、ガソリン、グリース、泥などの頑固な汚れを強力に洗浄します。また、ニオイをカットし、持続性のある抗菌効果でニオイ菌の増殖を防ぎます。さらに、汚れ防止成分を配合し、洗うほど汚れが付着しにくくなる仕様です。

 

 

使い方は通常の洗濯同様、洗濯機を使用しますが、温水で洗えばさらに効果的です。洗剤の使用量は水30リットルに対して20ml(キャップ内側の20目盛り)が目安となります。汚れがひどい時は増量しましょう。

 

 

出典:使い方と使用量の目安|カネヨ石鹸株式会|
参照:https://www.kaneyo.com/products/detail.php?product_id=25

 

5:カネヨ石鹸「作業衣専用洗剤無リン粉末タイプ」

カネヨ石鹸の「作業衣専用洗剤無リン粉末タイプ」は、作業着の油汚れだけでなく、泥汚れにも適している粉末タイプの洗剤です。

 

ジェルタイプ同様、洗浄成分と汚れ防止成分を配合し、抗菌・消臭機能もある洗剤ですが、粉末タイプは特に泥汚れにも効果的です。

 

 

使い方はジェルタイプ同様、洗濯機を使用します。洗剤の使用量は水30リットルに対して約40g、水45リットルに対して約60gが目安となります。汚れがひどい時は増量しましょう。

 

 

出典:使い方と使用量の目安|カネヨ石鹸株式会|
参照:https://www.kaneyo.com/products/detail.php?product_id=28

 

6:鈴木油脂工業「ガッツエース」

鈴木油脂工業の「ガッツエース」は、ひどい油汚れを部分的に集中して洗浄する業務用の作業着油汚れ洗剤です。

 

洗浄成分が繊維の中までしみ込んだ油汚れを引き剥がし、洗浄補強成分が衣類のすみずみまで行き渡ってあらゆる汚れを除去します。このスプレーの効果が期待できる汚れは、動物性油脂、植物性油脂、軽度な鉱物性油脂、重度な鉱物性油脂です。

 

 

使い方は、容器をよく振って汚れがひどい部分にスプレーし、しばらく置いてから洗濯するだけなので、とても手軽です。特に部分的なしつこい汚れにお悩みの方におすすめします。

 

作業着の油汚れを落とす洗濯手順3ステップ

ここからは、作業着の油汚れをしっかりと落とすための洗濯手順を紹介していきます。つけ置き、予洗い、洗濯機という3ステップに分け、それぞれの方法やポイントもお伝えしますので、作業着の汚れでお悩みの方は参考になさって下さい。

1:お湯でつけ置きする

作業着の油汚れは40℃以上のぬるま湯でつけ置きしてから洗濯しましょう。

 

油汚れは作業着の繊維に油が絡まって固まった状態ですので、冷たい水ではなかなか落ちません。40℃以上のぬるま湯に専用洗剤を溶かしてしばらくつけ置きし、油を分解したほうが汚れが落ちやすくなります。

 

 

ただ、作業服の生地によって洗濯の水温の上限が決められていることもありますので、タグの表示を確認しておきましょう。

 

2:予洗いする

つけ置きでも作業着の油汚れが落ちない場合は、予洗いしてみましょう。

 

洗濯機での洗濯を本洗いとすると、予洗いとはその前におこなう作業です。部分的に汚れがひどい場合、予洗いで効率よく汚れを除去できます。

 

 

予洗いの方法は汚れの種類によって異なりますが、油汚れの場合はもみ洗いや洗濯用ブラシを使った方法が効果的です。部分的なひどい汚れを集中的にもみ洗いしたり、ブラシで軽くこすったりすることで、本洗いした時に落ちやすくなります。

 

しつこい汚れは洗剤を直接つける

かなりしつこい汚れの場合、予洗いの際に汚れがひどい部分に直接洗剤をつけてこすりましょう。この時、紹介した作業着の油汚れ専用の洗剤を使えばさらに高い効果を期待できます。

 

なお、洗剤によっては手荒れを起こすこともありますので、炊事用手袋を使っての作業をおすすめします。

 

3:洗濯機に入れる

つけ置きや予洗いでひどい汚れが十分に落ちたら、洗濯機で洗いましょう。

 

この時、十分に汚れが落ちないままだと、洗濯機で洗っても汚れが残る可能性がありますので、つけ置きや予洗いの際には汚れの落ち具合をチェックしておきます。また、専用洗剤の種類によっては、洗濯機での洗濯の際にも洗剤を追加したほうが効果的な場合もあります。

 

作業着を洗濯する時の豆知識4つ

ここからは、作業着を洗濯する際の4つの豆知識をご紹介します。これまで紹介した洗剤の選び方や洗濯方法に加え、これから紹介する豆知識を活用し、作業着をより清潔に、より長く着られるように工夫してみましょう。

1:ドラム式洗濯機には泡立ちづらい洗剤

ドラム式洗濯機は、その洗濯の仕組みを考えると泡立ちづらい洗剤がおすすめです。

 

ドラム式洗濯機の一般的な洗浄は、ドラムを回転させることで衣類を持ち上げて落とし、たたいて汚れを落とす仕組みです。したがって、泡立ちすぎると泡がクッションとなり、汚れを落とす効果が弱くなってしまいます。

 

 

また、洗濯機の種類によっては、泡立ちが良すぎる洗剤を使うと水位を検知するセンサーが反応し、泡を消すために排水され、結果的に洗濯時の洗剤が薄くなる場合もあります。

 

2:油で洗濯槽が汚れたときには酸素系漂白剤

作業着に付着した油で洗濯槽が汚れた場合、過炭酸ナトリウムなどの酸素系漂白剤を使ってみましょう。

 

そもそも汚れの種類にはアルカリ性と酸性の2つがあります。そして汚れを落とすためには、それと反対の性質の洗剤を使い、中性に近づけると汚れは落ちやすくなります。油汚れの多くは酸性です。そこでアルカリ性の洗剤を使うと落ちやすくなるということになります。

 

 

酸素系の漂白剤には粉末タイプと液体タイプがあり、このうち粉末タイプの過炭酸ナトリウムは弱アルカリ性です。したがって、洗濯槽が油で汚れた際には、この過炭酸ナトリウムを使って掃除すれば、汚れ除去が期待できます。

 

3:食器用洗剤やクレンジングオイルを活用

作業着の油汚れを身近なものを使って落としたい場合は、食器用洗剤やクレンジングオイルを使ってみましょう。

 

まず、軽い油汚れなら食器用洗剤をおすすめします。食器用洗剤は界面活性剤を含む洗剤です。水と油を混ざりやすくし、油汚れに働きかけ洗い流せるように作用します。ここで紹介した作業着用洗剤の中にも、界面活性剤を含むものがありました。

 

 

食器用洗剤を使った方法は、ぬるま湯につけ置きし、食器用洗剤を汚れ部分につけてブラシでこすり、洗濯機で洗うだけです。

 

 

それよりも強い油汚れには、クレンジングオイルを試してみましょう。化粧品には化粧崩れを防ぐために油分が含まれています。クレンジングオイルはこの油分を含む化粧を落とす役割があるので、同じように油汚れに作用することがあります。

 

 

クレンジングオイルで汚れを落とす場合、汚れ部分にオイルを垂らしてブラシで叩き、ぬるま湯でもみ洗いしたら、洗濯機で洗いましょう。

 

4:作業着の風通しを良くして干す

洗濯後は、すぐに風通しの良い状態で干すようにしましょう。

 

洗濯後に濡れたまま長時間放置すると、カビやニオイが発生する場合があります。特に作業着は普段着よりも厚手で乾きにくいため、長く清潔に使用するには乾燥が重要なポイントです。脱水をしっかりとおこない、すぐに乾かすようにしましょう。

 

作業着の泥汚れの対処法は?

ちなみに、作業着の泥汚れを落とす場合は泥をしっかりと落としてから洗濯するのがおすすめです。

 

泥汚れは、作業服の繊維の中に土などが絡まっている状態ですので、泥が十分落ちていない状態で洗っても、汚れが落ちにくくなります。

 

 

泥汚れを落とす場合は、まず作業着を乾燥させて泥を落としやすくします。乾いたら、ブラシなどで泥を掻き出し、水につけてもみ洗いしましょう。しばらくつけ置きしたら、あとは洗濯機で洗って完了です。

 

効果的な洗剤を選んで作業着の油汚れに対処しよう

作業着の油汚れにおすすめの洗剤や効果的な洗濯方法についてご紹介しました。

 

洗濯用洗剤と一口に言っても、汚れの種類によって向き不向きがあります。適切な洗剤を選ばなければ、いくら時間をかけて洗濯しても落ちないことがあるでしょう。

 

 

紹介した内容を参考に、汚れに合った効果的な洗剤を選び、作業着の油汚れに対処しましょう。