作業着の汚れを落とすコツ5選|泥や3種類の油を取り除く洗い方とは 2021.06.01

作業着の汚れ落としに肝心な前処理

作業着の汚れ落としには前処理が必要になります。

 

普段着のような生活汚れとは違い、その名の通り作業で着用する衣類のため、作業による汚れが染み付いてしまっている可能性が高く、普通に洗濯するだけでは汚れが落ちないことが多くあります。

 

 

その様な汚れを落としやすくするには具体的にどの様な前処理をしたら良いのか説明します。

 

ほこりや汚れをはたく

まずはほこりなどの汚れをはたきましょう。

 

ほこりや泥などの汚れは先に落とさなければ、衣類に染み込んでしまったり、洗浄効果の低下につながる可能性があります。例えば溶接作業などがある製造業の工場で着用している作業着であれば鉄粉などの付着も多いでしょう。

 

 

どの様な仕事で着用している作業着であっても、基本的には洗浄効果を高めるために汚れをはたいて落とすことが大切です。

 

漬け置きをする

はたきが終わったら漬け置きをしましょう。

 

作業着は普段着とは違い、汚れが染み付いていて普通に洗っても落ちない場合が多くあります。

 

 

洗面器などに40~60℃ほどのお湯を貯めて洗剤を溶かし、1時間ほど作業着を漬けましょう。温度や時間は汚れの種類によって変わり、例えば、油汚れの場合は、60℃のお湯に2時間ほど漬け置きします。

 

 

また、作業着によっては使える温度が決まっている可能性もあるため、衣類を傷めないために洗濯表記をチェックしましょう。

 

作業着の汚れを落とすコツ5選

上記でお伝えした前準備をする事で、通常よりも作業服の汚れは落ちやすくなりました。

 

しかし、汚れは一種類だけではありません。汚れの種類によってそれぞれの落とし方があります。ここからは、汚れの種類に合わせた、作業着の汚れを落とすコツを5種類お伝えしていきます。

 

1:泥はブラシを使う

泥汚れはブラシを使って、掻き出すようにして汚れをとりましょう。

 

繊維の中にまで泥が入ってしまっている状態のため、前処理のはたきの段階でブラシをつかって掻き出すようにしてできるだけ落としてから漬け置きするのがコツです。この時、泥が完全に乾いている状態で落とす様にしましょう。湿った状態だと逆に汚れを広げてしまいます。

 

2:油汚れはお湯で洗う

油汚れは温度が高めのお湯で長めの時間、漬けて洗いましょう。

 

油汚れは水で洗うよりお湯で洗った方が汚れが溶けやすいため、お湯で洗います。前処理の段階で60℃ほどのお湯で2時間ほど漬け置きしてから洗濯しましょう。

 

 

汚れがひどい場合は漬け置き中に、汚れ部分をもみ洗いやブラシで軽くこすると汚れが落ちやすくなります。

 

3:機械油にはアルカリ性の洗剤

油汚れにはアルカリ性の洗剤がベストの方法です。

 

作業服の機械油はひどい汚れになることが多いため、漬け置きの時の洗剤を、重曹やセスキ炭酸ソーダなどのアルカリ性の洗剤に置き換えて漬け置きして洗濯しましょう。どうしても落ちない汚れであれば、オキシクリーンなどの酸素系漂白剤を使っての漬け置きも試してみましょう。

 

 

また、機械油以外の油汚れでも汚れがひどい場合には、アルカリ性の洗剤を応用することで落とせる場合があります。

 

4:食べ物の油には食器洗剤

食べ物の油は食器洗剤をつかってもみ洗いをしましょう。

 

食器洗剤は重曹などと違い必ず自宅にあるものです。食器洗剤には界面活性剤が入っており、油汚れに有効ですので食事中の油汚れなどは食器洗剤を使って、前処理の際にもみ洗いをすると良いでしょう。

 

5:皮脂汚れにはクレンジングオイル

汚れた部分にクレンジングオイルをつけてもみ洗いしましょう。

 

皮脂汚れは、皮脂の付着による黄ばみにほこりなどが付着して黒ずむ汚れです。襟元などの黒ずみは、前処理の際にクレンジングオイルで汚れを浮かしもみ洗いしてから洗濯しましょう。

 

 

また、皮脂汚れは作業着以外にも、ワイシャツや白いTシャツなどによくある汚れです。洗濯用のハイターなど漂白剤を使う前に、クレンジングオイルで洗うことで落ちる様であれば衣類を傷めることなく綺麗にできるため、応用が効く方法です。

 

洗濯機で作業着を洗う時の注意点3つ

上記まで前処理や汚れの種類ごとに落とす方法をお伝えしてきました。

 

作業着は普段着の時のように洗濯してしまうと、作業着だけではなく洗濯機を傷める可能性があります。傷むのを防ぐために洗濯機で作業着を洗うにあったての注意点を3つ紹介していきます。

 

1:漬け置きで汚れを出し切る

漬け置きで汚れを出しきらなければ、時間の経過とともにより落ちない汚れに変わります。

 

例えば汚れを出しきれていない状態でコインランドリーなどで乾燥まで、まとめてしてしまうと、作業着の状態を確認できないため、汚れが残ってしまうこともあるでしょう。乾燥も一緒にしたあとでは、乾燥前と比べ汚れは落ちにくくなってしまっています。

 

 

あまり時間が経過していない段階でしっかり漬け置きをし、漬け置きの液が汚れて黒くなったら、何度か液の入れ替えを繰り返しましょう。これを繰り返すことで汚れが出やすくなります。

 

 

また、泥汚れの酷い作業着も漬け置きをせずにそのまま洗濯すると、泥が洗濯機のパイプなどに泥が詰まってしまう事も考えられます。

 

2:すすぎの回数を多めにする

作業着の汚れは主に頑固な汚れです。すすぎ回数を多めにしてしっかり汚れを落としましょう。

 

すすぎを複数回行うことで汚れた水を綺麗な水に入れ替えられます。頑固な作業着の汚れは一回のすすぎだけでは落としきれていない可能性があります。

 

 

漬け置き液の交換と同様に、新しい水へ交換することで汚れが落ちやすくもなるため、汚れを残さないためにも通常より多めにすすぎをしましょう。

 

3:脱水時は途中で取り出す

脱水を長時間行うと、シワができやすくなります。

 

シワにならないようにするには作業着を脱水する際は、脱水の途中で取り出しましょう。

 

 

また、乾かす時間を短くするには脱水途中に取り出し、軽く畳んでから再度をかけたり、乾いたタオルと一緒に脱水にかけるなどの工夫をすると時短になります。

 

作業着が汚れないようにするポイント

どうしても作業着には汚れてしまうものです。汚れを落とすことを前提にするのではなく、汚れにくい作業着を選ぶことを前提にしてみましょう。

 

現在は「よごれんぞう」など、汚れにくい素材で作られている作業着や汚れ防止の加工されている作業着なども販売されています。そういった作業着を選ぶことで、なかなか取れない作業着汚れに対する悩みも軽減されるでしょう。

 

正しいコツを知って作業着の汚れをしっかり落とそう

前処理から、汚れ落としのコツ5選と洗濯で洗う際の注意点など紹介して来ました。今回紹介したコツを知ったことで、いつもより汚れを落とせるでしょう。

 

汚れをしっかり落とすことで今までよりも作業着を長持ちさせることにも繋がります。作業着だけでなく、普段着にも応用できる方法も多いので、今まではクリーニングに出していた衣服なども綺麗に保つことが出来てクリーニング代の節約にもなります。

 

 

また、汚れにくい作業着であれば、洗う際の苦労も減らせます。より楽に洗濯したい方は汚れにくい作業着なども検討してみてください。