作業着の防寒インナーがおすすめの理由7選|素材の主な特徴と着る効果 2021.05.18

作業着の中に着る防寒インナーとは

防寒インナーは保温性や抗菌・防臭性に優れたインナーです。また軽量で生地も薄い構造なので動きやすく、危険を伴うような建設現場の作業においても重宝されます。

 

作業服の中に着ることによって暖かさを逃がさず、体の芯から温めてくれる冬の定番アイテムともいえる防寒インナーのおすすめ理由、素材、効果に焦点をあてて詳しくみていきます。

 

防寒インナーの用途

防寒インナーの用途は現場作業用だけにとどまりません。防寒インナーが使われる現場や作業内容によって様々な用途に使われます。

 

建設現場や作業現場、スポーツ、ライダー、釣り、登山、そして普段の生活用と目的や用途によって様々な場面で使われます。軽くて動きやすく保温性に優れている防寒インナーは用途を選ばない冬の必需品です。

 

日常着用も人気で用途範囲が広い

作業着の防寒インナーは日常着用でも支障なく使えます。アウターの作業着だと使用範囲は限られますがインナー用は使う場所を選びません。

 

また肌にフィットしていて動きやすさも問題ありませんので、日常生活にとても合っているでしょう。生地自体も薄く軽量なので重ね着も可能ですし、アウターを1枚減らして着こなすこともできます。

 

 

防寒インナーは保温性や透湿性に優れているため用途範囲が広いことも人気の一因といえます。

 

作業着の中に防寒インナーがおすすめの理由7選

作業着の中に防寒インナーを着用することは体温管理や作業効率の面において非常に有効です。

 

特に厳寒の作業現場では、吹きすさぶ風や気象変化による降雪や気温の急激な低下などによって人体に及ぶ影響は大きいものです。作業着の中に防寒インナーを着るのがおすすめになる理由を考えます。

 

1:防水性や透湿性

作業着の中に防寒インナーがおすすめなのは、防水性や透湿性に優れているため体温調節が健全に行われ暖かい状態を維持できるからです。

 

防水性とは撥水性や耐水性を用いて外部からの水分流入を防ぐ作用のことをいいます。透湿性は汗が水分となって体を冷やさないように、蒸気状態のうちに外部に逃がす効果です。

 

 

防寒インナーは防水性と透湿性に優れているため、極寒の作業現場でも体温を奪われることなく作業員の体調を守ります。

 

2:速乾性

防寒インナーは速乾性に優れています。速乾性とは水分や汗を含んだ生地が早く乾く特徴をいいます。

 

この特徴を備えていれば作業中に汗をかいても、その汗が体を冷やしてしまうことを防いでくれます。体温を常に一定に保ってくれますので寒さを感じながら作業することはなくなります。

 

 

作業着の中に着る防寒インナーは速乾性に優れた特徴をもっていますので、常に暖かい状態を維持することが可能です。

 

3:保温性の高さ

作業着の中に防寒インナーを着ることがおすすめなのは保温性が高いからです。保温性とは人体の体温が外部に逃げなくなる作用です。

 

作業員は屋外・屋内問わず空調の効いていない厳寒の環境下で作業しなければなりません。そのためには熱が体外に逃げる作用を防ぐ必要があります。

 

 

厚手の作業服やアウターを重ね着しても熱が逃げていく現象は避けられません。しかし、防寒インナーの保温性の高さは熱の逃避を防ぎ暖かさを一定に保ってくれます。

 

4:抗菌・防臭性

防寒インナーは汗などによって自然増殖する細菌を緩和させて、嫌な匂いを抑える効果を発揮してくれます。

 

これには透湿性や防水効果も大きな役割を担っており、防寒インナーは暖かさだけではなく清潔さも追及した素材を使用しています。

 

5:リーズナブルな価格

防寒インナーがおすすめの理由として、価格が非常にリーズナブルな点があげられます。

 

1点当たりの価格が1万円を超えたりすると購入するのに躊躇してしまう方も多いでしょう。しかし、ネット販売を利用してお手頃な価格で手に入れられるのが現状です。

 

 

機能性に優れた防寒インナーがリーズナブルな価格で手に入るのならば、利用しない手はないでしょう。

 

6:重ね着に適している

防寒インナーは生地自体が薄手になっているため重ね着するのに適しています。作業着の下に防寒インナーを着用しても作業自体には何ら支障はありません。

 

動きやすく機能性が優れている防寒インナーは、重ね着しても作業にはほとんど影響を与えない優れものといえるでしょう。

 

7:ファッション性も備えている

防寒インナーがおすすめできる理由の1つとして「ファッション性」を備えている点をあげなければなりません。

 

作業着の下に着用するのでファッション性に関しては無視する、という方も多いでしょう。しかし、機能性と同じくファッション性にも優れたものがあるため、使用用途は大きく広がります。

 

 

普段使いでも防寒インナーのままで十分利用できます。暖かさと動きやすさにファッション性も兼ね備えた優れものです。

 

防寒インナーの主な素材5選

防寒インナーに使われている主な素材を5つ、みていきます。

 

防寒インナーはどうして軽量で薄手なのに保温性に優れ機能性にも富んでいるのでしょうか。それは防寒インナーに使われている素材に秘密があります。

 

 

優れた透湿性や防水、抗菌効果などを発揮してくれる、防寒インナーの素材をみていきましょう。

 

1:吸湿発熱素材

吸湿発熱とは、水分や汗などが繊維の表面に吸収されたとき、運動エネルギーが熱エネルギーに変換される作用をいいます。この作用のときに発生する熱を吸着熱と呼び、防寒インナーに採用されている素材はこの作用を取り入れています。

 

ウール、レーヨン、コットンなどが主な素材として使われており、代表的な吸湿発熱素材としてあげられるのがユニクロのヒートテックです。薄い生地なのに暖かく感じるのもこれらの素材の作用になります。

 

2:速乾性吸湿発熱素材

速乾性吸湿発熱素材とは、吸湿発熱素材の作用に加えて速乾性の作用のある素材を組み合わせたものです。

 

吸湿発熱素材は吸収した水蒸気を熱に変える作用がありますが、速乾性ではその効果に加えて吸収した汗を生地の広範囲に発散させる除湿効果を発揮します。

 

 

これにより汗を素早く吸収して乾燥させ、汗による冷えを抑えて暖かさを持続させてくれます。

 

 

こちらも防寒インナーのおすすめ素材です。

 

3:光電子素材

光電子素材は、自分の体温を利用して遠赤外線を輻射(熱をもった物質が赤外線を出す作用)する作用をもちます。遠赤外線の作用によりムレを防ぎ環境に応じた体温の調節が可能です。

 

光電子素材は繊維の中に高純度のセラミックスを含んでおり、セラミックスの表面積を大きくとることによって遠赤外線の吸収や輻射作用がより高くできるように設計されています。人体にとって適度で自然な暖かさを提供してもらえます。

 

4:スキンレイヤー・メッシュ

スキンレイヤーは生地がメッシュ構造になっていて撥水性作用に優れた素材です。肌に直接触れさせることで汗を素早く遠ざけ、ドライな着心地を保ちます。汗冷えを防ぎ体温の調節に効果を発揮します。

 

汗が肌に残らないので匂いやべたつきも緩和されます。スキンレイヤーと速乾性吸湿発熱素材の防寒インナーを重ね着すれば、ドライな着心地と快適な暖かさを体感できるでしょう。

 

5:メリノウール

メリノウールとは、羊毛の中で最上級の良質なメリノ種の羊からとれたウール素材です。ウールは保温性、吸湿性に優れた繊維で冬山登山の必需品ともいえる素材です。ただインナーとして使用するには肌触りがチクチクして使えません。それを改良したのがメリノウールです。

 

メリノウールは繊維がとても細いため肌にチクチク感が起こらず、吸湿性・保温性・抗菌防臭性・伸縮性といった部分においても優れた性能を誇る素材です。

 

作業着の中に防寒インナーを着る効果4選

作業着の中に防寒インナーを着る効果について考えます。真冬の作業現場は想像を超える寒さで、作業員は体を温めるために最善の対策を取っておかなければなりません。防寒インナーはアウターを重ね着できない現場においては欠かすことのできない寒さ対策となります。

 

防寒インナーを着用する効果を4つ、あげていきます。

 

1:体感温度が違う

防寒インナーは肌着感覚で作業着の下に着ます。かさばらずに肌着感覚でありながら人の体温を利用して温かさを維持してくれる防寒インナーは、厳しい寒さの中でも体感温度を常に一定に保ってくれます。

 

アウターの厚手の作業着だけだと、長時間作業していると体の芯から冷えてしまいます。体感温度の低下を感じてしまうと、作業効率を著しく低下させてしまいかねません。防寒インナーは作業員の体感温度を保ち快適な体調を維持してくれます。

 

2:素材によっては保湿効果がある

防寒インナーに使われている素材の繊維には保温効果と同時に保湿効果も有しています。光電子繊維の素材は遠赤外線作用により、作業着の中の温度や湿度をコントロールしてくれます。

 

汗を乾かして熱を発生させる吸湿発熱繊維とは違い、体温による温度調節となりますので汗による冷えを気にすることなく長時間、作業に励めるでしょう。適度な湿度は肌を乾燥から守る効果も期待できます。

 

3:動きやすく作業効率が上がる

防寒インナーの特徴は素材が薄いのに暖かいことです。体にフィットして肌に気持ちよいので現場での作業にも全く支障はありません。

 

屋外の寒い中での作業は厚手のアウターだけでは徐々に体温が低下していき動作が思うようにならなくなり作業効率を大幅に落としてしまいます。

 

 

しかし、作業着の下に着用する防寒インナーは動きやすいのに暖かさを逃がしません。快適な気持ちで寒い屋外での作業もこなしていけます。

 

4:怪我防止になる

防寒インナーは軽量で生地が薄いため動きやすく作業効率が上がります。危険を伴う建設現場などの作業においても安全を確保でき、怪我の防止に役立っています。

 

防寒インナーを着用せずにアウターの重ね着をして作業すると、かさばった衣類が邪魔になって動きにくくなってしまうでしょう。防寒インナーには行動半径を小さくせず安全に作業できる利点があり、怪我の防止に役立ちます。

 

作業着の中に着る防寒インナーは作業や環境に応じて選ぼう

作業着の中に防寒インナーを着て作業することは、寒い真冬の環境下において非常に有効な手段になります。重くかさばる防寒アウターを重ね着することと比べれば、とても効率よく作業に専念できるでしょう。

 

保温性、防水性、抗菌性や動きやすさなどを考慮して、作業の内容や環境に応じた防寒インナーを選びましょう。