作業服で使われる6つの色とその理由・効果とは|おすすめの組み合わせは? 2021.05.13

近年の作業服の色に関する動向

職業によって、なくてはならないのが作業着です。動きやすく、汚れても気にならないのがメリットです。

 

そんな作業着は、近年様々なメーカーが商品を出しており、選び方の選択枠が増えました。デザインを重視したおしゃれな作業着も発売され、上下色違いの作業着でおしゃれを楽しむ人も増えてきました。

 

 

実はこの作業着は、色によって与える効果が変わってきます。この記事では、そんな作業着の色によって、どのような違いがあるのかと、作業服の変色を防ぐ方法を詳しくご紹介します。

 

作業服で使われる6つの色とその理由・効果

作業着でよく使われてる色が、ブルー(ネイビー)、グレー、ホワイト、グリーン、レッド(オレンジ)、ブラウンの6つです。どの色も見たことある人がほとんどでしょう。

 

特に理由もなくこの6つの色にしているわけではなく、しっかり意味があってこの6つの色が多いのです。ここでは、その6つの色が作業着で使われる理由と効果をご紹介します。

 

1:ブルー・ネイビーが使われる理由

ブルーやネイビーが作業着によく使われるようになった理由は、いくつか説があります。有力とされている説は、ガラガラヘビや虫がインディゴを嫌うから、という説です。2つ目は、安く調達できる合成インディゴが選ばれたという説です。

 

どちらも説であり、本当のところはわかっていないのですが、ブルーやネイビーは、汚れも目立ちにくいので、今でも代表的な作業着の色として使われているのではないでしょうか。

 

ブルー系作業着の色が与える効果

ブルー系の色には、気持ちを落ち着かせる効果があります。気持ちが落ち着くことによって、集中力も高まり、長時間作業することができます。

 

そして、ブルー系の色は、真面目、冷静、清潔感があるという印象を、周りにあたえる効果もあります。仕事中は真面目に見られる方がメリットも多いでしょう。いわゆる好印象カラーなので、作業着にブルー系の色を使われることが多いのです。

 

2:グレーなどの控えめな色が使われる理由

グレーもブルーやネイビーと一緒で、汚れが目立ちにくい色で、作業着によく使われる人気色です。洗濯がとても楽な色でもあります。

 

グレーは控えめな色のため、集中して仕事ができるというメリットもあります。

 

控えめ系作業着の色が与える効果

グレーは、忍耐強い人、落ち着いた人などの印象を与える色です。他の色とも合わせやすく、協調性や上品さがある人という印象もあたえます。

 

シルバーに近いグレーなら、都会感が感じられ、作業着なのにおしゃれを味わうことができるのでデザイン重視の人にも人気があります。

 

3:ホワイトが使われる理由

ホワイトは汚れがよく目立つので、汚さないように作業するよう気を配れるという理由があります。

 

食品関係、自動車メーカーの工場、病院など、衛生面に特に気をつけないといけない職場で使用される傾向があります。

 

ホワイト系作業着の色が与える効果

ホワイトは、清潔感がある印象を与える色です。真っ白な作業着を着ている人を見ると、誠実さを感じます。

 

特に食品関係の職場で、ボロボロの汚い作業着を着ている人がいたら、その職場の衛生面がとても心配になるものです。綺麗なホワイトの作業着を着ている人がいる職場は、それだけで清潔感のある職場だと思われるでしょう。

 

4:グリーンが使われる理由

グリーンの作業着もよく目にするでしょう。グリーンも汚れが目立ちにくい色で、建設現場などで着ている人が多い色です。

 

グリーンもグレー同様、作業中に気が散らないので、仕事に集中できる色と言えます。道路脇で作業することが多い建設現場や土木業は、控えめな色の作業着を着ることにより、運転手の注意を必要以上に引かないというメリットもあります。

 

グリーン系作業着の色が与える効果

グリーン系の色は、自然を連想させる色でもあり、安心感や穏やかさを与える色です。着ている方も見ている方も、安心感を得られます。特に薄いグリーンは、地味なデザインが落ち着くと根強い人気があるようです。

5:レッド・オレンジなど明るめトーンの色が使われる理由

あえて明るく目にとまる、レッドやオレンジの作業着を使用している職場もあります。消防士やJAFのロードサービス隊員がそうです。

 

あえてレッドやオレンジを使用することで、作業していることに気づいてもらいやすくなります。特に夜間や、天候が悪く視界も悪くなってしまっている時でも、レッドやオレンジはとても目立つので存在をアピールできます。危険な状況から身を守る色でもあります。

 

明るめトーン系作業着の色が与える効果

レッドなどの明るめトーンは、情熱的や活発な印象をあたえます。そして信号の赤が止まれの色に使用されたように、レッドには周囲の目を引く効果があります。

 

周囲の目を引くとこで、緊張感や注意を周りがしやすくなります。そのため緊張感をしっかり出したい、危機感と常に隣り合わせの職場で作業着に使われる色なのです。

 

6:ブラウンが使われる理由

ブラウンも汚れが目立ちにくい色なので、作業着でよく使われています。控えめな色なので、作業中に気が散りません。グレーやグリーン同様、仕事に集中しやすい色で、人気があります。

ブラウン系作業着の色が与える効果

ブラウンは、自然や優しい印象を与えます。地味な色ではありますが、ブラウンを身に着けることで安定感がある落ち着いた印象になります。

 

また、他の色の作業着にも合わせやすいので、指定の作業着がない職場なら1枚持っていると着回しにとても重宝します。

 

作業着を上下色違いで選べる場合のおすすめの色の組み合わせ3選

Image from Gyazo

作業着は上下同じ色だとどうしても堅苦しい印象になってしまいますが、会社規定の作業着がないような場合は、上下色違いの作業着でカジュアルにおしゃれを楽しむことができます。

 

ここからは作業着を上下色違いで選べる場合の、おすすめの色の組み合わせ3選をご紹介します。作業着で周りから褒められる、おしゃれコーディネートを楽しみましょう。

 

1:ブルー&ブラック

ブルー&ブラックの組み合わせは、かっこいい印象です。特にジャケットなど上に着る作業着をブルーにし、下に履くボトムスをブラックにすることで、清潔感も出て、締まった印象になります。

 

ボトムスは上に着る作業着よりも汚れやすいので、汚れても気にならないブラックなどの暗めな色を選ぶことをおすすめします。そうすることで長く愛用できます。

 

2:ネイビー&グリーン

ネイビー&グリーンの組み合わせは、色相が近いので相性がよい組み合わせです。しかしネイビーもグリーンも暗い同士で合わせてしまうと重い印象になってしまうので、どちらかの色を明るめ、もしくは薄い色で合わせるとよいでしょう。

 

ネイビーもグリーンも汚れが目立たない色なので、作業中によく汚れてしまう人にもおすすめな組み合わせです。

 

3:ブラウン&ブラック

ブラウン&ブラックは上品で大人な印象を与えます。また、ブラウン&ブラックは寒い季節に似合う組み合わせなので、秋冬に是非チャレンジしてみてください。

 

1年中同じような色になりやすい作業着ですが、季節によって、その季節に合った色に変えるだけでも気持ちがリフレッシュされて仕事も新たな気持ちで集中できるでしょう。

 

作業着の変色について

作業着は汚れやすい職場で使用される服なので、当然どんどん汚れて色あせてきてしまいます。元々、丈夫には作られていますが、それでも汚れや変色は防げません。

 

面倒ではありますが、作業着を少しでも長持ちさせたいなら、日々のメンテナンスが必要になってきます。

 

 

ここでは、作業着がどうして変色してしまうのか、そして変色させない為のメンテナンスの仕方をご紹介します。

 

そもそも変色の要因は?

作業着が変色してしまう主な要因は、汗と日光による化学反応だといわれています。作業着を使用する職場は、汗をかく機会も多いでしょう。人によっては、絞れるくらいの汗をかく人もいるでしょう。その汗には、塩化ナトリウム、カルシウム、マグネシウムなど様々な成分が入っています。

 

この様々な成分は、人の肌に住む細菌が分解すると、臭いや黄ばみが出てきます。そしてこの臭いや黄ばみに日光の紫外線が当たってしまうと、科学反応を起こし、作業服が変色してしまうといわれています。

 

 

しかし汗をかくことも、日光に当たらないことも避けることはできません。作業服の変色は完璧には避けられないものなのです。

 

変色を防ぐ対策

完璧には防げない作業着の変色ですが、毎日しっかり洗濯をすることで、変色を減らすことはできます。その日の汗や皮脂は、その日のうちに落とすことを毎日欠かさずすることで、作業着は変色しにくくなるのです。

 

可能であれば、自宅に帰ってきたらすぐに洗濯することをおすすめします。染み込んだ汗を長時間放置するのも、変色に繋がってしまうからです。

 

 

毎日となると大変ですが、作業着はすぐに洗うことを徹底することで、変色しにくく長く愛用することができるのです。

 

作業着の保管方法

作業着は、保管方法次第でも、色あせを防げることもあります。特におすすめな方法が、季節の変わり目にもう当分着ることがないとわかった作業着を、いつも以上に念入りに洗濯することです。

 

衣替えの時に、ずっとしまっておいた服を出したら色あせていた、といった経験がある人も多いでしょう。これは、服に残っていた汗や皮脂が原因で色あせてしまった可能性が高いです。

 

 

当分着ないとわかったら、いつも以上に念入りに洗うことをおすすめします。その後、保管するようにしましょう。

 

作業着の洗い方

変色を防ぐ作業着の洗い方は、弱アルカリ性の洗剤を使用して、洗濯するのがおすすめです。

 

また、洗濯の前にすすぎ洗いをするのもおすすめです。汗をしっかり落としてから洗濯することで変色を防ぐ効果が期待できます。

 

 

エンソサラシのJISマークがついている作業着なら、漂白剤を使用するのもおすすめです。作業着の汚れをしっかり落とします。しかしエンソサラシのマークにバツがついている場合は、漂白剤は使えないのでご注意ください。

 

作業着の色の効果やその色が使われる理由を理解しよう

会社規定の作業服がない場合も、その仕事に合わせた色の作業服を選ぶように心がけましょう。そして、その中で上下色違いにするなどさりげないおしゃれを楽しむようにしましょう。そうすることで、まわりからも好印象で、自分自身も仕事がさらに楽しくなります。