作業着ベルトおすすめの選び方5つ|必要な理由や素材とバックルの種類を紹介 2021.05.10
作業着に合うベルトとは?
作業服を着用するとき、あなたはベルトをする派ですか、しない派ですか。作業着に合うベルトが分からないからベルトをしていないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
作業着に合うベルトは、自分の体型に合っていることが大前提ですが、まず実用的なもの、使い勝手の良いものであることが大切です。今回は作業着ベルトの種類と選び方を紹介します。
作業着にベルトが必要な理由
では、なぜ作業着にベルトが必要なのでしょうか。作業着に限らず、ウエストにあったパンツを履いたとしても作業をしているうちに多少下がってくるという経験をしたことはないでしょうか。
普段の生活においては、その都度通常の位置に戻せば問題のない話ですが、作業現場においてはそのちょっとした動作がミスにつながりかねません。また、下がったパンツの裾を踏んで転んでしまうことで事故を招いてしまうこともあるかもしれません。
そのため、作業着ベルトは重要なアイテムと言えるでしょう。
作業着ベルトおすすめの選び方5つ
作業着にベルトを着けることが重要とお話ししたところで、作業着ベルトのおすすめの選び方を5つご紹介します。この手順に従って選べば、自分の作業着にぴったりと合うものを探すことができるでしょう。
それでは順にご紹介します。
素材から選ぶ
ベルトにはさまざまな素材が使われているため、その素材の特徴から選んでみましょう。素材によって特徴が異なるため、それを把握した上で選ぶと作業現場や作業着に合ったベルトを見つけることができます。
バックルに重点をおく
次にベルトのバックルに注目し選びましょう。バックルとはベルトを止めるためのもので、金属でできたものが多いのですが、そうでないものもあります。
また、バックルにも色々な種類があるため、脱着がしやすいバックルや、作業中に外れることのないバックルを選ぶようにしましょう。
重さに注目する
作業着ベルトを選ぶ際、その重さにも注目しましょう。重すぎるものは、長時間作業を続ける上で疲労の蓄積につながります。疲労は事故を誘発しかねません。また、作業道具をベルトに取り付けて作業することもあるので、そうなるとさらに重くなってしまいます。
ベルト自体が軽量なものであれば、作業道具をベルトに付けてもあまり負担にならず、影響なく作業に集中することができます。ですから、作業着ベルトは軽量なものを選ぶようにすると良いでしょう。
ベルトループの幅に合わせる
作業着ベルトは、作業着のベルトループの幅に合わせて選びましょう。このループに通せる幅のものを選ばないと、気に入ったものがあっても意味がありません。無理にループに通しても、フィット感がなくなってしまい作業着ベルトとしての役目を果たしません。
作業着ベルトは幅広タイプが多いので、選ぶ際には手持ちの作業着のベルトループの幅がどれだけあるのかを把握した上で検討するようにしましょう。
自分に合うサイズを選ぶ
当たり前のことかもしれませんが、作業着ベルトは自分に合うサイズを選びましょう。
自分のウエストより小さいサイズしかないけれど、とても気に入ったベルトを見つけたので、購入したとしましょう。
なんとか止めることができたのは良いですが、ウエストを締め付けてしまい、作業中に体調不良になってしまったら元も子もありません。さらに、その体調不良になってしまった場所が、足場の悪い場所など危険な場所だったら、事故や怪我につながってしまいかねません。
大前提として、自分に合うサイズのベルトを選ぶようにしましょう。
作業着用ベルトに使われる主な素材4つ
先ほど、作業着ベルトを素材で選ぶことについてご紹介しましたが、次に、ベルトに使われている主な素材について解説します。それぞれの素材の特徴を知ることで、どの素材が作業着ベルトに向いているのかお分かりいただけるでしょう。
1:ナイロン
ナイロンは、石油を主にした原料から化学的に作られた合成繊維です。濡れてもすぐに乾くという特徴と、軽くて摩擦に強い、耐久性が高いといった特徴を持ち合わせている素材です。
ナイロン素材の作業着ベルトは軽いので腰に負担がかかりませんし、丈夫な素材という点でもおすすめの素材と言えます。
2:綿
綿は、植物繊維の代表と言えますが、柔らかく吸水性に優れているのが特徴です。
長時間つけることが多い方にとっては、できるだけ腰への負担が少ない作業ベルトを選びたいと思うことでしょう。綿素材の作業着ベルトは腰に良くフィットするのが特徴です。この点で綿素材はおすすめと言えます。
3:革
革素材の作業用ベルトは、水に弱く汗のにおいなどがつきやすいという弱点がある一方で、素材としてはしなやかで体にフィットする、皮の色が変化して味のあるものになっていくという利点があり、おしゃれな人から高評価を得ています。
革素材の作業ベルトは、つける現場を選ぶ素材であると言えるでしょう。
4:ゴム
ゴム素材の作業着ベルトは、伸縮性があるので、腰からツルッと落ちてしまうことなくしっかりと巻き付けることができます。
水産業など、水中や水辺での作業に従事する人に高い人気があります。ゴムなのでよく水をはじくことや、魚の生臭さなど臭いが移ることがないのが人気の理由です。
作業着ベルトに使われる主なバックル3つ
作業着ベルトの素材についてお分かりいただけたところで、次に、作業着ベルトに使われる主なバックルをご紹介します。バックルの種類は主に3つあり、ワンタッチバックル、ローラーバックル、フィンガーバックルです。
それぞれの特徴を知って、作業着ベルト選びの参考にしてください。
1:ワンタッチバックル
ワンタッチバックルとは、最初に長さを調節しバックルの位置を決めておけば、その名の通りワンタッチで付け外しができる作業着ベルトです。不意に外れてしまうことも少ないので、安心してつけていられる作業着ベルトと言えます。
作業着ベルトのつけ外しに手間取りたくない、とにかく素早くという方におすすめのタイプです。
2:ローラーバックル
ローラーバックルとは、ベルトに針を通す穴がなく、バックルでベルトを挟みこんで固定するタイプのバックルです。針穴がないため、無段階調節が可能です。つまり、微妙なサイズ調整ができるので自分の好みに合わせることができます。
いつでも自分の体型や好みに合わせてベルトを締めたい方におすすめのタイプです。
3:フィンガーバックル
フィンガーバックルとは、その時々の着衣の状況に応じてすぐにサイズの調整ができるタイプのバックルです。作業状況によって頻繁に衣類を脱いだり着たりする現場では、このタイプの作業着ベルトが人気です。
フィンガーバックルを着用する際は、思わぬところで外れることのないように、都度しっかりとサイズ調整をしておきましょう。
ギフトにもなるおしゃれな作業着ベルト
ここまで、作業着ベルトそのものについてご紹介しましたが、実用性第一といった印象が強かったのではないでしょうか。しかしながら、作業着ベルトは実用的でありながらおしゃれなものも多数あります。
ここからは、作業着ベルトの普段使いの方法を紹介します。これを踏まえれば、作業着ベルトをギフトとして贈るという選択肢を加えることができるでしょう。
アウトドアやスポーツ用として
アウトドアやスポーツをする際、動きやすいパンツを履くことが多いでしょう。その時に、作業着ベルトをつけてみてはいかがでしょうか。
最近の作業着ベルトは、ベルトのカラーやバックルのデザインも豊富なため、作業着のときだけ身に着けるものと決め付けていてはもったいないのです。
また、アウトドアの際に作業道具を入れたバッグをベルトに取り付ければ、作業がはかどるのは言うまでもありません。また、スマホや財布などはポケットだと落ちてしまう可能性がありますが、ベルトに通したバッグに入れておけば安心です。
カジュアルなコーディネイトに
普段のカジュアルな服に作業着ベルトを合わせてみるのも良いでしょう。アクティブに動きたいときや、バッグを持ち歩きたくないとき、必要最低限のものを身に付けるために、作業着ベルトを取り入れてみませんか。
カーゴパンツやチノパン、デニムのパンツに作業着ベルト合わせることで、本革のベルトには出せないこなれた雰囲気が出て、おしゃれ上級者になれるでしょう。加えて価格は本革のベルト以下です。
また、デニムのスカートやショートパンツに合わせてもカジュアル感が増し、着こなしのアクセントになるでしょう。このように、作業着ベルトは普段の着こなしにも取り入れることが可能です。
おしゃれで実用的な作業着ベルトを選ぼう
いかがでしたか。作業着ベルトの必要性と選び方などについてご紹介しました。作業着ベルトについての理解が深まったのと同時に、実用的なだけでなく、普段使いもできる便利なアイテムであるということがお分かりいただけたのではないでしょうか。
作業着を着るときだけでなく、プライベートでも使えるような作業ベルトを選び、手持ちの洋服と合わせてみることで、さまざまなコーディネイトを楽しんでみましょう。
この記事を参考に、自分に合った多目的な使い方ができる作業着ベルトを探してみてください。